結論
AliExpressで中古のEPYC 7551PとSupermicro H11SSL-iを買って自宅サーバを新調した。
逸般の誤家庭に1cmくらい入った気がする
はじめに
ネットワークシュミレータを不自由なく動かしたいなと思い自宅サーバの新調やメインPC等の増強を検討したが、
もともと古いミニPC2台にProxmoxをインストールしており増強は無理。
メインPCは一般的なAM4マザーで構築したもので、16C/32T・128GB RAMが上限と躊躇していた。
EPYCとの邂逅
ebayで中古のEPYCとマザーボードのセットを購入し自宅サーバを構築している記事を見つけた。
記事を読むと一般的なATX電源 + マザーボードのサイズもATXサイズであり自作PCと変わらないのではと。
AliExpressのセール中にセット(7551P + H11SSL-i + 64GBx2)が9万で販売されていてつい購入してしまった。
構成
| CASE | Define 7 |
| CPU | EPYC 7551P |
| CPU cooler | 4U-P42(FAN交換済み) |
| M/B | H11SSL-i |
| RAM | SN7100 1TB |
| Disk(SSD) | 256GB (64GBx4) |
| PSU | CORSAIR AX1000 |
| OS | Proxmox VE |
感想
- IPMIとかいう神機能
メインPCからリモートで触れる。BIOS画面が見れるってこんなに便利なんだなと。 - 拡張性がまだまだある。PCIEスロットも埋めたい
トラブルなど
- FANコンの不自由さ
業務用なので仕方ないのかもしれないが、Noctureのような低回転FANをつけるとStatusが「Lower Non-recoverable」となり、
回転数が最大→通常を繰り返す事となった。※対象のNoctureだけでなく接続している全てのFAN
なお、「Lower Critical」であれば表示のみでそのような挙動にはなってない。
CLIでしきい値を調整できず最終的にはFAN分岐ケーブルでNoctureのFANをslaveにして対応した。
すべてのFANがNoctureとかでなければ一番簡単な対応策かと思われる。
弊宅での速度とStatus(低負荷かつ上記対応前)FAN Status R.P.M NF-A9 PWM Lower Non-recoverable 300 TOUGHFAN 14 Lower Critical 500 P14 MAX Normal 900